頸損だより事務局通信 No.7


謹・賀・新・年!

みなさん、明けましておめでとうございます。

みなさんにとって昨年はどんな一年だったでしょうか。連絡会にとっては幾名かの会員さんが、ちょっとした病気をきっかけに、あるいは事故などで亡くなられた悲しい年であったように思います。それとは反面、地域で介助を受けながら自立生活を開始する方が増えてきていることや、文化活動(個展開催)などを個人で積極的に展開されてる方も目立って増え、また無年金問題や、自立生活支援など社会的活動に取り組まれてる方も多く、各地域でのみなさんそれぞれの活動に少しずつ花が咲いてきた事を感じさせる良い一年であったようにも思います。

さて、今年も新たな一年、そして新たな千年紀の幕が開きました。先日開かれた連絡会初の新年会「大ミレニアムパーティー」。カゼ、インフルエンザが流行っており欠席せざるを得ない方も多かったようですが、今年一年にむけての景気づけとなる活気ある楽しい宴でした。

みなさんは、今年一年、どんな夢を見られるんでしょうか...

では、今年も事務局通信ともどもお付き合いのほどよろしゅうお頼み申します。

■以上(事務局:とやとしはる)

「春のフォーラム」開催!

恒例、春のフォーラム。今回は、それぞれの趣味の分野(スポーツ、芸術、CG...etc)で活躍されてる会員さん5名をパネリストに、キッカケや、活動内容、その楽しさについて話をうかがいます。みなさん、乞うご期待!

christmas!のできごと。。。

昨年末、頸損連絡会のメーリングリストに瓜破のサンタクロース・トヤさんからのお誘いメールがやってきました。その内容は・・・

Xmasも近づいてきました。毎年このシーズンに装飾される、神戸ルミナリエ。この神戸ルミナリエを神戸商工貿易センタービル24階から鑑賞しませんか?という企画です。この企画は、貿易センタービル24階が2000年春、テーマパーク型レストラン街になりますが、そのオープン前に、普段人出が多すぎてルミナリエを見ることが難しい方達(障害を持つ方など)に24階を開放しようと、企画会社が企画したものです。12/18(土)にはトヤが行きます。行ってみようという方は、連絡を下さい。お待ちしてます。

そして今回のメールを見て参加された多田佳子さんにルミナリエでの楽しいひとときをリポートしていただきました。


今を去る12/18。「貿易センタービルの24階からルミナリエを観ませんか」の誘い文句に、いそいそとJR姫路駅を出発。毎年の人出の多さに、ルミナリエを観る事を諦めていた私にとって、それは本当に小躍りしたくなるような情報だった。

さていよいよ三宮。混雑を避けて4時に着いたのはいいけれど、方向音痴の私は駅を出た時点で途方に暮れるハメに。「南に下って10分の所」とあったので楽観していたが、南が分からなければ、道も多岐に分かれてる。幸い一緒に来て下さっていた川田さんのお母様の誘導のお陰で何とか目的地に辿り着けたが、やはり都会は侮れぬとしみじみと思う田舎者の私。

外は身を切るような寒さだったので、ビルの中でようやく一息吐いて、いざ24階へ!実は24階から景色を眺めるという経験も滅多にできないので、それだけでも嬉しくて浮かれていたのだが、24階に着いてみるとどうも様子がおかしい。私がイメージしていた会場は会議室の一室。しかしそれを裏切るかのように、まるで占い館のような黒い暗幕に囲われた入り口に、ほのかなオレンジの明かり。本当にここで合っているのかと、思わず見渡すが、やはり会場に間違いなさそうだ。

促されるままに恐るおそる中に入り、一言。「凄い・・・」。時間が早かった事もあり、眼下には日が沈む直前の神戸の町並み。室内はゆったりと広く、適度な大きさの丸いテーブル達が居心地のいい距離で配置されていた。それぞれに掛けられた真っ白なテーブルクロスの上には華が飾られ、その華を照らし出すキャンドルの揺らめき。ムード満点とはこの事を言うのだろうと、ただただ感動に浸りながら、勧められた特等席でルミナリエの点灯を待つ事に。

「後3分で点灯しますよ」の声に、来場していた人達が固唾を呑んで見守る中、ついに点灯!24階からという距離にもかかわらず、その明るさ、煌びやさに、思わず拍手が沸き起こる。眩しいくらいの光りの渦。光りの王冠のように圧倒的な存在感を醸し出しながら、人を魅了してやまないルミナリエ。アーケード状のものしか知らなかった私は、公園に展開された立体的なイルミネーションの美しさに、ひたすら目を奪われてしまった。

ふと気が付くと、イルミネーションの下に何か黒い影が。よく見ると、人だ。人、人、人。つくづくと暖かいビルからゆったりと鑑賞できる幸運を噛み締めた。もし下にいたのなら、人の足を踏まないようにするのに精一杯で、ルミナリエを楽しむ所ではなかっただろう。そしてこれは結構大事な事なのだが、この貿易センタービルでなければ、神戸の夜景をここまで一望できるという贅沢も味わえなかったに違いない。

山を飾る様々な光りのマーク。漆黒の海に浮かぶ豪華な船。おもちゃ箱のように楽しい色に彩られたハーバーランド。高速道路の織り成す直線の、洗練された美しさ。その中心に、ルミナリエが燦然と輝く。これが、神戸。ワイン片手にとでもいけば格好がつくのだが、飲めない私はジュースを片手にこの贅沢さを、心ゆくまで堪能した。中華料理風の1フードも美味しかったし、神戸の生チョコも大人の味で美味しかった。バックにはエレクトーンでクリスマスソングが演奏され、本当に魔法のような一時だった。

普段は会えない連絡会の皆様にもお会いでき、あの素敵な時間を過ごせた事に、主催者の方には心からの感謝を伝えたい。帰りの混雑と寒さという試練さえなければもっといいのだが、そこまで言うのは贅沢すぎるというものだろう(笑)。

こんな雑誌知ってますか?「WAWAWA」

車いす利用者が編集する車いす利用者のための情報誌「wawawa」が、あす二十一日に創刊される。小児まひで、子どもの時から車いす生活を続ける同誌編集長の阿部恒世さん(47)(千葉県船橋市)は「車いすで行けるデートスポットを紹介したり、かっこいい車いす生活を取り上げたり、車いすの目線での情報発信を目指す。性の問題にも挑戦したい」と意気込んでいる。

二十一日発刊の創刊0号では、マップ特集として、横浜市の人気スポット「みなとみらい21地区」を取り上げ、横浜ワールドポーターズ、クイーンズスクエア横浜、よこはまコスモワールドなどの名所を、車いすで便利に移動できる方法などとともに紹介している。

また、「ミニスカートへのチャレンジ」というタイトルで、車いすでもおしゃれにミニスカートを着こなす女性を紹介している。

車いす利用者による車いす利用者ための情報誌は、福祉関連機器の製造販売を手掛ける傍ら、障害者ロックバンドでも活躍する阿部さんが、「車いすの目線での情報がない」という仲間の声を受けて発案。発行元となる「T-PROJECT」(東京・日本橋)を設立した。

編集の中心スタッフは十九歳から四十七歳までの男女七人。六人が車いす利用者で、もう一人も聴覚障害者だ。記事はメンバーが書いたり、契約のライターに執筆してもらったりするが、どんな取材でも車いす利用者が同行するという。創刊0号のみなとみらい21地区特集でも、ライターと車いすのスタッフがペアで、二週間にわたり取材に駆け回った。

「wawawa」は一冊七百八十円だが、創刊0号に限り無料。年明けには第一号が発刊される予定で、年間予約の通信販売制で三万部を発行する。当面は季刊だが、二〇〇一年からは隔月刊行を目指す。[1999-11-20-11:09]

【連絡先 TEL03-5651-0366 FAX03-3639-2356】

健康相談Q&A〜インフルエンザ

Q「インフルエンザウイルスについて教えてください」


A私たちはウイルスに感染すると免疫を獲得し、二度と同じ病気にはかからないはずです。しかし、現実には何度もインフルエンザにかかってしまいます。これは、インフルエンザウイルスがとても変化しやすいからです。

インフルエンザウイルスにはA型とB型があります。特にA型は変化しやすく、変異が小さいときは数年ごとにある地域で小流行を起こします。また、新型ウイルスが誕生したときには、だれも免疫をもたないため、世界的な大流行を起こします。

1918年のスペイン風邪では全世界で6億人が感染し、2300万人が死亡しました。その後も、57年のアジア風邪、67年の香港風邪、77年のソ連風邪と、ウイルスは姿を変えては私たちに襲いかかってきたのです。

一方、B型はA型ほど容易には変化しないので、免疫が役に立ち、それほど大きな被害は出にくいとされています。


Q「インフルエンザの予防や治療の方法はあるのですか」


Aうがいや手洗いはもちろんですが、ワクチンの接種が効果的です。ワクチンは予測される幾つかのウイルスの型に合わせて作られていますが、まったく新型のウイルスに対しては、効果がないこともあります。

もしも感染した場合は、安静と保温、栄養補給に努めてください。悪化すると肺炎や脳炎、心筋炎といった合併症を引き起こして大変危険ですので、医療機関で受診してください。最近ではノイラミニラーゼ阻害剤の吸入やアマンタジンの内服が有効であることが分かり、使用されるようになってきました。


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